2022年7月11日
こんにちは。
大阪大学整形外科在職時には年に1回程度、海外の学会に参加していました。今回は海外の学会に参加した時のエピソードを紹介します。2019年9月にギリシャのアテネで開催された国際患肢温存学会(International Society of Limb Salvage、ISOLS)に参加しました。国際患肢温存学会は骨や筋肉などから生じた悪性腫瘍(主に肉腫)の患者さんに対する各種治療の発展を目的とした学会です。
ところで学会で海外に行った際には時間を見つけて観光地にも行くようにしています。今回は世界遺産に認定されているパルテノン神殿に行きました。
紀元前5世紀に建築がはじまったそうですが10m以上の高さの建築物を作った当時の技術力に感心しました。現在も修復工事が続いています。
アテネはパルテノン神殿が有名ですがスリが多いことでも有名です。日本から学会に参加した医師も何名かスリの被害にあっていました。私もその話を聞いていてかなり警戒していましたがシンタグマ広場近くのお店で買い物をしているときに抱えていたかばんの中から財布をすられました。ホテルに戻ってからかばんの中に財布がないのに気づいたのですが後から考えると、数秒程度3人に囲まれた時がありました。その時に周囲の人から見えないようにしてかばんから財布を盗んだと思います。幸い、少額の現金しか入れてなかったので被害額は小さかったのですが・・・・。
写真は夜の旧市街地です。いろんなお店があり、楽しい時間を過ごせましたが・・・・
翌日、Tourist Policeに行って盗難証明書を発行してもらいました。
写真は盗難証明書を申請しているところです。手前の先生は大阪大学の王谷英達先生です。
観光に行くには非常に楽しいアテネですがスリには本当に気を付けてくださいね。